企業の経営状況が悪化して、赤字に陥ってしまったり、事業の採算が取れなくなってしまったりした場合、事業再生や企業債権を検討する企業は多いです。しかし、多くの企業がどのように事業再生をすべきか、どれくらいの費用がかかるのかということについて、弁護士に相談したり、代行の依頼をしたりすることも少なくありません。弁護士に事業再生を依頼する場合にはいかなるメリットがあるのでしょうか。この点についてご紹介します。

 

まず、事業再生や企業再建の最初の段階として、企業の現状の分析を行うことになります。何が原因で経営が悪化しているのかという問題点を、洗い出す必要があるからです。その際に、弁護士に相談する事によるメリットは、事業再生の専門家としての観点から問題点を発見してもらうことができるという点です。弁護士は、多くの事業再生案件に携わっています。そのため、事業再生に当たって問題となりやすい点などについて早期の段階で指摘してもらうことができ、円滑な再生手続きを可能とすることができます。

 

また、事業再生には、法的再生と私的再生が存在しているところ、どちらの再生手続きがその企業にあっているのかという手段の選択の段階においても、専門的な観点から助言をすることができます。事業再生は、手続きを行なったからといって、必ずしも成功するものではなく、再生が失敗して破産してしまうという企業も少なくありません。そのような可能性をより低くするためにも、専門的な視点から手続き選択について助言してもらうことができるというのは事業再生に有効です。

 

また、再生後にどのような経営上の戦略を立てていくことが、企業の収益向上につながるかという点についてのアドバイスを受けることができます。これは、事業再生が成功した後も会社がより長期間存続していくための戦略を立てる上で、役立つことが多いです。

 

事業再生・企業再建を検討している場合に、弁護士に相談するメリットは、上記の他にも存在します。これらを鑑みて弁護士に相談するか検討されている方には、事業再建や企業再建の実績が多く、これらを専門的に取り扱っている弁護士に相談することをお勧めします。

 

弁護士法人米盛法律事務所では、福岡県で事業再生・企業再建についてのご相談を承っております。
当事務所においても、事業再建・企業再建の案件を多く取り扱っており、十分なノウハウを有しております。そのため、これらについてご相談を検討されている方はぜひ一度当事務所までご相談ください。親身に対応いたします。